奈良県磯城郡田原本町 内科・小児科・消化器科 小嶌(こじま)内科小児科

小嶌内科小児科
診療内容

内科

かぜ、胃腸炎などの急性疾患のほか、各種慢性疾患の診療を行います。特に生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、痛風など)の診療に力を入れており、各人にあったきめ細やかなアドバイスを心がけています。「どの科にかかってよいかわからない」場合もお気軽にご相談ください。

診療申込書

初診の場合は、診療申込書に必要事項を記入してお持ちいただくと待ち時間が短縮できますのでご利用ください。

生活習慣病

生活習慣病はその名の通り、ふだんの生活習慣が発症や進行に深く関わっています。高血圧・脂質異常症・糖尿病・肥満が代表ですが、これらは死の四重奏と呼ばれ、重複すると命にかかわる危険が増していきます。また、高血圧・脂質異常症・糖尿病はサイレントキラー(沈黙の殺人者)と呼ばれ、自覚症状がないまま動脈硬化が静かに進行し、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞などが発症してしまいます。

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高血圧

血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり動脈硬化につながります。動脈硬化は脳卒中や心筋梗塞の原因となるため、放置は禁物です。内服薬には、その作用によって数種類あります。当院では、これらを組み合わせて各人にあった治療を行っています。

早朝高血圧にご注意

昼間の血圧が正常でも朝の血圧が高くなる「早朝高血圧」の人は、脳卒中や心筋梗塞をひき起こしやすいので要注意。ご家庭で朝の血圧を測ることを習慣づけましょう。

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脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症には自覚症状はほとんどありませんが、放っておくと血管の壁にコレステロールがどんどん溜まって動脈硬化が進行してしまいます。心筋梗塞や脳卒中などのさまざまな病気を引き起こす前に、コレステロール値をきちんと下げておきましょう。

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糖尿病

血液中の糖分が異常に高くなる糖尿病。すい臓から分泌されるインスリンの働きが悪くなったり、量が少なかったりすることが原因です。自覚症状はほとんどないため、放置しておくと、目・腎臓・神経など全身のさまざまな臓器に障害が起こる危険があります。

糖尿病は、インスリンを分泌するすい臓が疲弊しないように、長期的な展望に立って治療することが重要です。内服薬には、その作用によって数種類あり、当院ではこれらを組み合わせて治療を行っています。また、インスリン注射が必要になった場合も、通院でインスリンを導入させていただきます(入院の必要はありません)。

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肥満、メタボリック症候群

肥満には、内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満の2つのタイプがあります。特に内臓脂肪型肥満は、内臓に過剰にたまった脂肪が高血圧や脂質異常症などさまざまな病気を引き起こします。

内臓脂肪型肥満
おなかの内臓のまわりに脂肪がたまる肥満で、リンゴ型肥満とも呼ばれています。 中年以降の男性に多く見られますが、閉経後の女性にも増えてきます。

皮下脂肪型肥満
皮膚の下に脂肪がたまる肥満で、洋ナシ型肥満とも呼ばれています。
主に女性に多い肥満です。

内臓脂肪型肥満で、血糖、血清脂質、血圧のうち2つ以上が基準値を超えている状態をメタボリック症候群と呼んでいます。ひとつひとつは大したことがなくても、積み重なると動脈硬化が急激に進み、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まります。腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上あれば要注意です。

あなたは大丈夫?メタボリック症候群

最近「おなかがぽっこりしてきた」、「ズボンがきつくなった」という人は、メタボリック症候群の危険信号です。メタボリック症候群のチェックをしておきましょう。

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慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病が進行すると、透析や腎移植が必要になることもあります。近年、この慢性腎臓病が急激に増えており、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす要因になることが知られています。慢性腎臓病の治療では、食事療法や運動療法に加え、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の治療をより厳格に行うことが大切です。当院では、慢性腎臓病の増悪につながる因子を考慮して、各人にあった治療を心がけています。

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気管支喘息

気管支喘息は、主にアレルギー性の気道の慢性炎症によって気管支が狭くなる病気で、喘息発作を繰り返しているうちに気道の組織変化がおこり重症化していきます。喘息治療で最も効果を上げているのが吸入ステロイド薬で、喘息発作が落ち着いている時でも吸入ステロイド薬で気道の炎症を抑えることが重要です。また喘息発作を防ぐためには、ハウスダストやダニなどのアレルゲンを出来るだけ排除し、過労やストレスを避けることも大切になります。

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肺気腫、慢性気管支炎:COPD

肺内の空気の流れが悪くなる病気という意味で肺気腫と慢性気管支炎を含めて慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼んでいます。タバコが主な原因で、長引く咳・痰と息切れが特徴です。吸入薬を主とした気道を広げる薬で治療しますが、タバコで傷んだ肺を元に戻す薬は今の所ありません。早めに禁煙することがCOPDの最大の予防法です。当院では禁煙指導も含めたCOPDの治療を行っています。

COPD質問票

簡単な質問に答えることで、COPDの危険度を知ることができます。4点以上の場合は、呼吸機能検査をお勧めします。来院の際には、この質問票の結果をご持参ください。

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禁煙指導

タバコの煙には大量の有害物質が含まれており、肺がん・喉頭がん・肺気腫・心筋梗塞・脳梗塞などの原因となります。 禁煙指導には保険が適応され、禁煙補助剤を使用すると禁煙率が2~3倍に高まります。禁煙を考えている人だけでなく、禁煙したいが自信がない、自分で禁煙したがうまくいかなかった人に、特にお勧めです。お気軽にご相談ください。

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在宅酸素療法

体内に酸素を十分に取り込めない方に自宅で酸素吸入を行う治療法です。酸素不足が長引くと高血圧、脳卒中、心筋梗塞などを引き起こす危険があり、在宅酸素療法は呼吸不全の方の生命予後を改善することが知られています。呼吸器機能障害による身体障害者に相当する方には、身体障害者申請の診断書を作成いたします。

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睡眠時無呼吸症候群(SAS)

下記の症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)かも知れません。

いびき

熟眠感がない

睡眠中に呼吸が止まっていると言われる

日中の眠気

起床時の頭痛

 

睡眠時無呼吸症候群は、生活習慣病や心筋梗塞、脳卒中と密接に関連し、生命予後に悪影響をおよぼします。また、昼間の眠気のため交通事故が多いことが知られています。当院では自宅で受けられる睡眠時無呼吸症候群の検査を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)問診票

簡単な質問に答えることで、睡眠時無呼吸症候群の危険度を知ることができます。11点以上の場合は、受診をお勧めします。来院の際には、この問診票の結果をご持参ください。

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甲状腺疾患

バセドウ病と橋本病が代表的な甲状腺疾患です。問診・触診に加え、採血で甲状腺ホルモンの状態を把握し治療方針を決定します。甲状腺腫瘍に関しては、エコー検査を行います。悪性が疑われる場合は、細胞診が必要となります。前頚部の腫脹や圧迫感などがある方は、お気軽にご相談ください。

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